5月12日、第29回CBE中国美容博覧会が上海新国際博覧センターで開幕しました。今年の「首発上海(ファースト・イン・上海)」シリーズイベントの3大重点展示会の一つとして、今回の展示会は「世界の新商品、上海で初披露」をテーマに、「首発上海・CBEグローバルコスメフェスティバル」を展開しました。イベントでは世界40ヶ国・地域以上から3200社以上の化粧品企業が集結し、24の大カテゴリー・119の細分類に及ぶ1万以上の化粧品ブランド、8万点以上の新商品・ヒット商品・テクノロジー関連成果が展示されました。
市商務委員会の二級巡視員である劉煒氏によると、上海は化粧品業界において国際ブランドの「最優先立地」かつ本土ブランドの「戦略的拠点」として、強固な消費市場と完備した産業エコシステムを有しており、市商務委員会は今後もビジネス環境の最適化を継続するとともに、化粧品産業と文化観光・デジタル技術・芸術などの分野との異業種間連携を推進し、国際ブランドのイノベーション成果の発信を促進し、本土企業の国際協力深化を支援していく方針です。
今年の展示会は、中国国内外の化粧品ブランドが新商品を初披露する中核プラットフォームとなりました。大手グローバル企業のロレアル、資生堂、LGグループなどが最先端製品を披露したほか、本土ブランドを代表する珀莱雅、自然堂、華熙生物などが「中国のトレンド商品の確かな実力」をアピールし、さらに新興ブランドの谷雨、璦爾博士や渓木源なども大きな注目を集めました。加えて、フランス・スペイン・イタリア・スイス・日本・韓国・タイなどの国々が国家団体で出展し、世界範囲の化粧品トレンドがこの場でぶつかり合っていました。
展示会の初日には、1500社以上のサプライヤーが「グローバルテクノロジー新製品」発表イベントを一斉に開始し、世界中のプロバイヤー向けに2万点以上のビューティーテック製品と成果を展示しました。第10回国際化粧品技術大会が同時期に開催され、科学研究と消費ニーズの連結が促進されました。
展示会のオフラインチャネルでは、トップ100化粧品チェーン・トップ100代理店・地域有力店舗などのチャネルキープレイヤーに加え、新興チャネルのエリートが没入型商談を展開しました。オンラインチャネルでは、電子商取引プラットフォーム・MCN機関・KOLが異業種連携を展開し、5000人以上のインフルエンサーが現地でソーシャルメディアを活用した購買活動を行いました。
今回の展示会では国際バイヤー団の規模が過去最大となりました。フランス・ドイツ・イタリア・スペイン・アメリカ・イギリス・オーストラリア・日本・韓国・タイ・シンガポール・マレーシア・インドネシア・フィリピン・インド・ベトナム・ミャンマーなど欧米諸国とアジア10カ国からのバイヤー団や各国化粧品業界協会関係者は、展示会場を見学して買い入れ、商談を行うとともに、CBE主催の貿易マッチングイベントにも積極的に参加しました。5月11日に開催された「サプライチェーン海外展開マッチング会」では、20ヶ国・地域以上のバイヤーが中国国内の化粧品サプライチェーン企業と商談を成立させました。これにより、中国の化粧品産業チェーンのグローバル化がさらに加速しています。
出典:上海商務